JR東日本は1日、創建当時の駅舎に復元する工事が完成した東京駅丸の内口に、訪日外国人旅行者向けのサービスを一体的に提供する「JR EAST TRAVEL Service Center」(トラベル・サービス・センター)を開業した。旅行カウンター、観光案内所などを設置。JR東日本管内を中心に日本各地への旅行を案内する。
東京駅丸の内北口ドーム内に開業したトラベル・サービス・センターは、旅行カウンター、観光案内所、手荷物関連サービス所、外貨両替所・ATM(現金自動預け払い機)の各部門を含めた総称。営業時間は午前7時30分〜午後8時30分。対応する外国語は英語、中国語、韓国語。
旅行カウンターと観光案内所は、びゅうトラベルサービスが運営。旅行カウンターではレールパスなどの乗車券の発売、びゅう旅行商品や宿泊プラン、JTBのサンライズツアーやはとバスのツアーも扱う。観光案内所には、旅行者が無料で利用できるパソコンも設置している。
JR東日本のトラベル・サービス・センターは、成田空港駅、(成田)空港第2ビル駅、羽田空港国際線ビル駅にも設置されている。
無線LANを主要駅で提供
JR東日本は1日、東京都内、千葉県内の13駅などで、訪日外国人旅行者がパソコンやスマートフォンでインターネットに接続できるように無料の公衆無線LANサービスの提供を開始した。
サービスの提供場所は、東京、浜松町、田町、渋谷、原宿、代々木、新宿、池袋、上野、御徒町、秋葉原、神田、舞浜の各駅のほか、JR東日本のトラベル・サービス・センター4カ所。アクセスポイントは駅に応じて複数設置し、ステッカーで位置を示している。
利用にはメールアドレスの登録が必要。登録画面は英語、中国語、韓国語、日本語に対応している。