ＪＲ東日本とジェイアール東日本企画（ｊｅｋｉ）は1日、協働して展開するベビーカーレンタルサービス「べビカル」において、有人拠点であればどこでも返却可能なサービスの実証実験を東京・池袋エリアで始めた。利便性の高いサービスを追求し、拠点数の拡大を目指す。7月15日まで。
べビカルは、「もっと気軽に子どもと外出できる社会を！」をコンセプトに、子育て世代が子どもと気軽に外出できる社会の実現を目的とした、外出先でも便利に利用できる予約可能なベビーカーのレンタルサービス。専用ウェブサイトから日時、場所の予約ができ、係員に予約コードを提示することでベビーカーが借りられる。サービスは、昨年4月22日から始まり、首都圏主要駅を中心に計40カ所で配置されている。
実証実験は、豊島区および池袋エリアの企業と共に、豊島区が目指す子育て世代がより気軽に外出できる環境づくり「池袋駅東口と西口をつなぐウォーカブルなまちづくり」の一環として実施。池袋エリア内に新たに開業する8カ所の有人拠点であれば、どの拠点への返却も可能なサービスが提供されている。使用されているベビーカーは、Ｃｏｍｂｉ ＡｇｅエッグショックＡＫ。
「5月までには神奈川県内を中心に15カ所で新規開業を予定している。子育てしやすい環境を作るとともに拠点の拡大を図っていく」と同社。
ベビーカー（イメージ）
