JR東日本は1日、東京、新宿、池袋、立川の各駅でブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」=写真=を設置する。駅ナカシェアオフィス事業「STATION WORK」を本格展開し、社会課題となっている働き方改革のサポートを行う。
STATION BOOTHは、立川駅で実証実験を行い、利用者の声を踏まえて開発された新型の箱型シェアオフィス。電動ラウンジ型扉や冷暖房の空調、大型のデスク、椅子などを備える。支払いにはSuicaなど交通系ICが使え、会員登録なしで利用が可能だ。東京駅に1人用7台、新宿、池袋駅に1人用各4台、立川駅に1人用3台、2人用2台を設置する。
会員登録後に専用ウェブサイトからの予約で利用できる。当日その場で空きがある場合も利用可能だ。
料金は、1人用が15分250円、2人用が15分300円を予定する。当面はキャンペーン料金として、各100円引きとする。
「首都圏を中心に拠点を増やす。今秋には東京駅丸の内地下改札外で、コワーキング型『STATION DESK』1号店の開業を予定している」と同社。