JR東日本グループは11月15~17日、東北6県の特産品の販売や観光をPRするイベント「東北6県産直市」を東京都のJR上野駅で開催した。東北の鍋セットやりんごをはじめとした農産物、海産加工品、スイーツなど、東北各地から集めた名産品を販売するなど、各県の特色、魅力をPRした。
イベントは、同グループが実施する「地域再発見プロジェクト」の一環として、地域活性化、観光流動を目的に実施した。
物販ブースでは、青森県産のりんごを使った「AOMORIシードル」、岩手県の老舗パンメーカーが販売する「豆パンロール」、秋田県の特産品「稲庭うどん」、山形県の郷土料理「米沢牛入りいも煮」、宮城県南三陸の海産物を加工した「カキのアヒージョ缶詰」、福島県産の牛乳を使用した「湯庵プリン」などが販売された。
イベントに参加した青森県のプロジェクトおおわに事業協同組合の相馬康穫副理事長は「青森県と東北を元気にしようと大鰐町から出展した。今回は、山の上の標高が高い場所で作った『大鰐高原りんご』を持ってきた。平野部で作られるりんごより糖度が高く甘いりんごは絶品だ。観光スポットとしては、大鰐温泉があり、弱塩泉の湯は肌に優しく評判。これからの冬の時期に温まりに一度立ち寄ってほしい」と来訪を呼び掛けた。
JR東日本グループは、12月から観光キャンペーン「行くぜ、東北。SPECIAL冬のごほうび」を開催。冬の東北で開催される期間限定イベントや絶景、名物、名酒、温泉ツアーなどを紹介、販売する。
イベントの様子