JR東日本東京支社は、山手線全30駅と周辺施設をアートと音で彩る「HAND! in Yamanote Line」を16日に始めた。「コロナ禍で不安な中でも心が明るくなるような体験を!」との思いを「Have A Nice Day!」のフレーズに託し、頭文字を取って名称に加えた。今月30日まで。
JR東京駅では「TOKYO STATION ART PROJECT」と題し、ARアートを無料で楽しめるイベントを実施中=写真はイメージ。専用アプリ「XR CHANNEL」をスマートフォンにダウンロードし、東京駅の駅舎にカメラを向けると、福島県の郷土玩具「赤べこ」、新潟県の郷土玩具「三角だるま」、宮城県の夏の風物詩「仙台七夕」が画面に立体的に映し出される。
「積極的に旅に出かけることがまだ難しい今、東北地方を含めた東日本エリアに思いをはせ、また旅に出たいと感じてもらいたく実施した」と同社。