北陸三県誘客促進連携協議会とJR西日本は6月30日、「北陸カレッジ(福井)」を8月26日から実施すると発表した。監修は神戸松蔭女子学院大学。
昨年の北陸カレッジは、石川県内で、北陸エリアと関西エリアの地域間交流の促進、体験実習による学生の成長機会の創出および旅行需要の喚起を目的に実施。若者目線での旅行プラン提案や石川県の観光情報をフェイスブックで発信した。
福井県での今年度は、若者視点で、旅行プランに加え、北陸新幹線金沢開業に関連したプロモーション企画も提案される。フェイスブックによる情報発信も行われる。
優秀な提案については、JR西日本の観光情報サイト「JRおでかけネット」で紹介する予定。
参加大学は、関西地区からは神戸松蔭女子学院大学と立命館大学。首都圏からは、清泉女子大学、フェリス女学院大学、東洋大学。中国地区からは広島経済大学、地元福井県からは福井大学、仁愛大学と、過去最大規模で実施される。
スケジュールは体験実習を8月26〜29日に実施。10月中旬に中間報告会、11月下旬にJR西日本や旅行会社に成果報告会が行われる予定。
青谷実和代・神戸松蔭女子学院大学准教授は「北陸カレッジは、学生が旅や観光を楽しみながら、地域の課題を学生が発見し解決法を考える。非常に力が付くということで、就職活動にも役立っている」と話している。
北陸カレッジロゴ