JR西日本は9月3日、同社が提供する移動生活アプリ「WESTER」のアップデートを行った。アプリ内のネット予約「e5489」の予約確認画面で予約した列車の詳細情報を表示する機能を新たに追加。これにより新幹線や特急の乗車前にアプリ内で予約情報を簡単に確認できるようになった。
同社は、WESTERにおける「e5489」関連機能のパワーアップを継続して行っている。今年7月末には、予約確認画面から列車の遅延情報を表示する機能を追加。JR西日本管内の特急列車および山陽新幹線、北陸新幹線の予約列車のうち、特急列車は15分以上、新幹線は10分以上遅延した場合や遅れが見込まれる場合に遅延情報が表示される。
今回のアップデートでは、同じく「e5489」の予約画面において、予約した列車の詳細情報の表示機能を追加。表示できる情報は(1)列車名(2)乗り継ぎ情報(3)席種別(4)座席番号の四つ=画像。従来の遅延情報に加えて、より便利にアプリを利用できるようになった。
アプリでは、このほかにもWESTER会員サービスとの連携機能や「マイ駅登録」による周辺の列車走行位置情報提供機能、経路検索(乗り換え案内)機能など多数搭載している。
JR西日本グループでは、今月30日までWESTERポイントが“ほぼ5倍”たまるキャンペーン「秋のWESTERフェスタ!」を実施している。商業施設やホテルなどで税込み110円につき1ポイントたまる各種サービスと、「e5489」などの「インターネット列車予約」が対象。10月7日までにWESTERアプリかWESPOアプリからエントリーを行い、買い物時にアプリでバーコードを提示することでポイントがほぼ5倍の対象となる。
キャンペーンの詳細は特設サイトから(https://wester.jr-odekake.net/campaign/westerfesta/202409/)。