JR西日本は「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」(4〜6月)を周知するため、5〜7日、関西、首都圏、中国、九州のマスコミを対象とした現地取材会を実施した。約30人の参加者が各地の伝統工芸をオーダーできる「お誂え企画」などを体験、キャンペーン内容や兵庫の観光素材に触れた。
兵庫DCは、県内を神戸、播磨東部・西部、但馬など7エリアに分け、特別イベントや地元観光ガイドによるまち歩きなどを実施する。
今回の現地取材会のうち但馬エリアでは城下町出石のまち歩きや「お誂え企画 豊岡産鞄」、城崎温泉湯流れ万灯、旦那衆のお宝展や名探偵コナンミステリーツアーを、播磨東部エリアでは、姫路城の特別公開や国宝4カ所を回る「播磨の国宝巡りバス」のポイントである鶴林寺などを紹介。神戸エリアでは、「お誂え企画 神戸の高級帽子」、南京町、日本のジャズ発祥の地や夜景を、淡路エリアでは明石海峡大橋や淡路島牛丼などを紹介した。
今回首都圏の参加者は、京都駅から山陰本線特急を利用して但馬エリアに入り、帰りは播磨線で姫路方面から、神戸、淡路の各エリアを回り、新神戸駅から東京方面に戻るルート、関西、中国、九州方面の参加者は11、新神戸駅から同じルートをめぐった。
JR西日本広報部は「兵庫DCへの関心の高さがうかがえた。多くのメディアで紹介してほしい」と話している。
高級帽子の“お誂え”を見学