JTBは、10月から運行を開始する九州周遊のクルーズトレイン「ななつ星in九州」を借り切ったツアーを22日から順次、発売する。東京、名古屋、大阪発着を用意。ななつ星発着駅の博多駅までの往復の交通手段と乗車前の観光を用意し、添乗員が案内する。
ななつ星イン九州は、日本初の本格的なクルーズトレイン。1両を2室にした「DXスイート」、3室にした「スイート」のゆったりとした客室など、今までにない新しい列車の旅が楽しめる。客室は全14室で、ダイニングカー、ラウンジカーを連結した7両の編成。
東京発は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の5県を巡るななつ星の1泊2日コースを利用した4日間と、福岡・大分・宮崎・鹿児島・熊本の5県を巡る同3泊4日コースを利用した5日間を設定。大阪、名古屋発ツアーは同3泊4日コースを利用した4日間とした。
3泊4日のクルーズ中、1泊目と3泊目は列車内、2泊目は旅館。旅館はDXスイート利用者には、東京ドーム13個分の敷地にわずか5棟しかない贅沢なプライベートリゾート「天空の森」を用意。スイート客室利用の場合は、自噴温泉に定評のある「妙見石原荘」、もしくは、日本の懐かしい生活文化を感じることができる「忘れの里 雅叙苑」から選択できる。