JTBは、3年連続での宿泊販売目標の未達を回避するため緊急対策を打ち出した。JTB協定旅館ホテル連盟の支援を受け、20〜50代の女性をメーンターゲットにしたキャンペーンを1月17日から展開。宿泊購入者へのプレゼントで販売促進を図るほか、マスメディアへの広告などでJTBの旅行店舗や旅館・ホテル宿泊の魅力をアピールしている。
名称は「こころ。おどる。お泊まり。JTBお泊まり応援キャンペーン」。3月25日までの期間に店舗やホームページで宿泊旅行商品を3万円以上購入した人に対し、抽選で2万人に高級旅館の宿泊券などをプレゼントする。店舗では、はずれを引いた人にも粗品を提供する。
店頭でのポスター掲出やJTBホームページでキャンペーンを告知するとともに、テレビCMや女性誌や週刊誌、ネットなどでも宣伝する。
「旅ホ連と連携し、宿泊することの価値をお客さまに伝え、価格訴求を回避して、年間目標3500億円の達成を目指したい」とJTB。