JTBは、東北新幹線の新青森駅までの開業を記念して、専用貸し切り列車を使った旅行商品を発売する。第1弾として、12月11日に上野・大宮・宇都宮駅の3駅を出発し、新青森駅や七戸十和田駅を起点に津軽方面や下北方面への観光を気軽に楽しめる1泊2日のコースを企画した。
マグロの町・大間を専門ガイドの案内で訪れ、漁協から直接マグロも購入できるプランや、大鰐温泉で風雅な数寄屋造りの名亭「南津軽錦水」に泊まるプランなど。
新幹線延伸で北東北方面までの所要時間が縮まり、「クローズアップしにくかった冬ならではの青森のイベントやお祭りも旅行商品として取り入れやすくなった」と同社。
今後、東北新幹線の定期便を使った商品も発売し、北東北地域の一層の活性化につなげていく。