JTBは11日、関東近郊の旅館・ホテルで2泊する首都圏発のプランを発売した。シーツやタオルの交換が不要なら館内利用券を付けるなど連泊にかかわる特典を設け、連泊での旅行需要を喚起する。国内宿泊旅行の拡大を目指すJATA(日本旅行業協会)のキャンペーンに連動した商品。
この「お得な2泊チョイスプラン」は10月1日〜来年3月30日発の設定で、7県の旅館・ホテル156軒から2泊を自由に選べる。同じ宿に連泊し、シーツやタオル、浴衣、アメニティセットなどを交換しない場合、「エコ連泊」特典として大人500円の館内利用券を付ける。
宿泊地を移動しての連泊を促進するため、乗り捨て料金不要のレンタカープランやJR新幹線や特急列車利用の割引きっぷも用意。レジャー施設の割引入場や湯めぐりパスポートなど滞在を満喫してもらうための特典も盛り込んだ。
2泊4食付きが基本だが、一部の宿泊施設では平休日限定で朝食のみに変更できる。
再び旅行してもらうため、次回の国内旅行の申し込み時に利用できる割引券を人数限定でプレゼントする。