JTB交流文化賞の最優秀賞に英田上山棚田団


 JTBは1月21日、第11回「JTB交流文化賞」の受賞作品を発表した。地域の組織・団体を対象とした部門では、最優秀賞に英田上山棚田団(岡山県美作市)の取り組み「元快集楽 歓交立克—世界棚田連邦をめざして—」を決定した。

 同日開催の授賞式で細野顕宏JTB取締役旅行事業本部長はJTB交流文化賞を「地域の魅力を全国、全世界に発信する。そして、新しい出会いを創り出す。この2大テーマをもって創設した」と説明。オリジナリティを生かした「持続可能な観光」の取り組みを讃える組織・団体部門では、過去に受賞した取り組みに対し「JTBグループとして具体的に旅行商品の造成、情報誌への掲載といったお客さまの誘致、情報発信などで支援をしている」と述べた。

 第11回は昨年8〜9月に募集。組織・団体部門に81作品、個人の旅の体験記を対象とする一般体験部門に75作品、ジュニア体験部門に1178作品の応募があった。

 組織・団体部門の優秀賞には、おもてなしスノーレンジャー(札幌市)の「留学生スキーインストラクター『おもてなしスノーレンジャー』育成プロジェクト〜北海道のスキー文化の発展とローカルスキー場の存続と活性化のために〜」と気仙沼つばき会(宮城県気仙沼市)の「漁師が帰りたくなる港へ—気仙沼つばき会による女性目線の観光・まちづくり」の2作品が選ばれた。

 一般体験部門は、大久保泰裕さんの『ユンヌの海』が最優秀賞。優秀賞には西本幸司さんと土松真理子さんの2作品。

 ジュニア体験部門、小学生の部の最優秀賞に尾関文亮さん、優秀賞に嶽きららさん、佐藤優宙さん、中学生の部の最優秀賞に牧野はるかさん、優秀賞に西本朱里さん、タルノフスカヤ藤原瑛令奈さんの各作品が選ばれている。

 
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