JTB協定旅館ホテル連盟の京都支部(山本信支部長=もみぢ家)と福島支部(畠隆章支部長=吉川屋)は7日、来年1月からのNHK大河ドラマ「八重の桜」の放送開始を前に、舞台となる京都、福島への旅を東京の渋谷駅付近でPRした。ゆるキャラ2体も登場し、買い物客や学生たちの人気を集めていた=写真。
京都支部は京都府旅館組合のキャラクター「とま郎くん」を、福島支部は八重のキャラクター「八重たん」を引き連れ、「京都・福島 両方行ったらいいことあるあるキャンペーン」と銘打って実施。両支部の関係者10数人がパンフレットや京都名菓「八ツ橋」などを配布しながら京都、福島への旅行を呼び掛けた。
今回のPRイベントは、京都支部が福島支部に対し、首都圏で例年行っている冬の旅のPRイベントへの共同参加をもちかけて実現した。
「京都と福島は、幕末に会津藩主が京都守護職に就くというゆかりがあるが、東日本大震災をきっかけに支部間交流が盛んになっている」と京都支部の山本支部長。「八重の桜の放映を機に京都、福島への旅行需要を盛り上げていきたい」と意欲を燃やしている。