JTBは8日、商品購入などで貯めたポイントを旅行代金の支払いに充当することもできるポイントプログラムサービスの全国展開を開始した。これまでは首都圏や東北など地域を限定して展開していた。
全国のJTBグループ各販売店でパッケージ商品の購入時に加え、旅先のレストランや土産品店といった約1500の加盟店の利用でポイントを与える。貯まったポイントは1千ポイント(1千円相当)から旅行代金の支払いに充てることが可能。専用カードには旅行積立プログラムが搭載されており、年利換算1.5%のサービス額が加わる仕組みもある。
利便性を高め、顧客の囲い込みむこと旅行販売を促進するのが目的。現在の会員数は約70万人で、全国展開により100万人を目指している。