ＪＴＢは、国内旅行キャンペーン「日本の旬 京都・奈良・滋賀」を10月1日にスタートする。コンセプトは「文化観光とサステナブル」、キャッチコピーは「歴史にときめく 文化をめぐる」。千年以上にわたって紡がれてきた3府県の歴史、文化、伝統の魅力を発信し、誘客につなげる。持続可能な観光の推進で、地域文化の保全、地域の活性化にも貢献する。期間は2025年3月31日まで。
キャンペーンで発信する旅行プランの具体例を一部挙げると、京都での「時代祭」ＪＴＢ特別観覧席（10月22日限定、雨天時10月23日に順延）は、京都三大祭りの一つ、時代祭を行列の出発地点の京都御苑建礼門近くの特別観覧席で鑑賞できる。
奈良の「地元ガイドとめぐる吉野山早朝満喫プラン」は、毎朝行われる金峯山寺の朝座勤行を体験する。体験後は吉野山のビュースポットである花矢倉展望台に移動し、早朝の幻想的な景色を楽しむ。設定期間は10月11～13日、11月1～3日、12月13～15日、25年3月14～16日。
滋賀での「錦秋の彦根城玄宮園ライトアップ30分前優先入場」は、国宝彦根城の北東にある大名庭園、玄宮園の夜間ライトアップに特別に早く入場できる。設定期間は11月16～30日。
添乗員付きのツアーでは、ＪＴＢオリジナルコンテンツである北野天満宮史跡御土居「もみじ苑」の早朝貸し切り拝観と、個人では訪れにくい三尾の紅葉鑑賞を組み合わせたツアーを「ＪＴＢ旅物語」で11～12月に催行する。ラグジュアリー旅行のＪＴＢロイヤルロード銀座からは、夢の休日・四季彩紀行「京都の奥座敷・大原『寂光院』特別拝観2日間」（11月15日出発）として、紅葉の名所、寂光院を特別に貸し切り、夕食は非公開の客殿で矢尾治の出張精進料理を味わう。
「日本の旬」は、「日本の魅力の再発見」をテーマに、ＪＴＢグループが1998年から実施している国内観光地活性化を目的としたキャンペーン。地域の旬の魅力を掘り起こし、多くの旅行者に現地の魅力を感じてもらい、地域活性化に貢献する。
