JTBは2日、香川県の高松市中央卸売市場内、うみまち商店街に、飲食店と交流スペースを併設した観光交流拠点「SICSサステナブルラウンジ」を開設した。市場への新たな人流を創出し、地域のにぎわいづくりに貢献する。
「サステナブルな交流拠点」をテーマに、1階は市場で廃棄されてしまう未利用魚や野菜などを活用する飲食店「クセモノズ」、2階は地域と旅行者を結ぶ交流スペース「SICSサステナブルラウンジ」を、地域で活躍する共創パートナーと連携しながら運営。市場のフードロスの減少に貢献するとともに、交流スペースを活用し高松市中央卸売市場や瀬戸内の魅力を発信していく。
今後の高松市中央卸売市場の再整備を見据え、JTBと高松市は「高松市中央卸売市場を中心とする地域活性化に向けた包括連携協定」を2024年2月に締結した。