JTBパブリッシング(今井敏行社長)は13日、新業態「アンテナショップ&スタンドバー」の「ONAKA PECO PECO byるるぶキッチン」を東京・銀座に開業した。
昼は日本全国の物産品を具材として使ったおむすびを中心にテイクアウトの食品を提供。夜は物産品をおつまみに地ビール、日本酒、地域限定ソフトドリンクなどを提供する。「普段あまり遠出をしない方でも、気軽に地方の名産品が楽しめ、海外から訪れる人も日本の食文化を楽しめる、『おむすび』を通じて地方物産をあらゆる角度からPRするプロモーションスポット」(同社)。
プロモーションの第1弾は東日本大震災の復興に観光を軸に取り組む岩手県宮古市。おむすびには「岩手ぅんめぇ~もん!! グランプリ2017」で最優秀賞&特別賞を受賞した「わかめソルト」や宮古産の「塩うに」をふんだんに使用。牛乳瓶に海産物を詰めた宮古市のご当地グルメ「瓶ドン」、うずまき状にねられた「うずまきかるんとう」なども提供している。
「るるぶキッチン」は、るるぶ編集者が見つけた全国の“おいしい”が楽しめる「リアルメディア」として17年6月に東京・赤坂、10月に京都・烏丸に開業。4週間おきに「地域」「食材」を変えながら、その土地の産品を生かしたメニューを開発する「特集フェアメニュー」が特徴だ。25日には「るるぶキッチンASAKUSAエキミセ」が東武浅草駅直結の浅草エキミセ7階にオープンした。
今井社長(中央左)