福利厚生代行を手がけるJTBベネフィットは1日、退職準備から退職後までの一貫したセカンドライフ支援体制を提供するサービスを一般企業向けに発売した。今年8月から会員制の福利厚生サービス「えらべる倶楽部」の会員向けに無料で展開していたものだが、問い合わせが多いため単独サービスとして事業展開することにした。
サービスメニューは、お金、健康、生きがいなどの「ライフバランス診断」や老後の収入、生命保険、資産などの「マネープラン診断」を作成。その後、専門のファイナンシャルプランナーやカウンセラーなどが標準的なセカンドライフプランと各企業の社内制度を盛り込みセミナーを行う。
専用サイト「暮らし・お金コンシェルジュ」で個人に対してのサポートも充実させた。メールでの相談も行う。
今後、セカンドライフ支援サービスの単独受注と、えらべる倶楽部との包括受注とを合わせて、2年間で60万人の会員増を目標とする。