JTB商事はこのほど、鉄道情報システム(JRシステム)が開発した送客通知端末「らく通」の販売を始めた。送客通知端末については、販売代理店としてシーナッツの「TL−リンカーン」の販売に傾注しているが、顧客ニーズの多様化にこたえ、基幹コンピュータシステム(PMS)との連動商品の品ぞろえを強化するため、らく通の取り扱いを決めた。
らく通は、1台で3館までの予約を管理できる。地域別、旅行会社別の販売状況を分析、集計する機能や客室の予約状況をきめ細かく一元的に管理する機能などを搭載し、使いやすさから好評だ。旅行会社に加えネットエージェントや予約エンジンも一元的に管理できる、インターネット予約サイト一元管理ツール「らくじゃん」との統合版も発売されたばかり。
JTB商事では、プロップ・システム企画が開発したPMS「インチャージ7」の販売にも力を入れている。インチャージ7がTL−リンカーンや、らく通に連動可能なことから、インチャージ7の導入を検討する旅館・ホテルへの商品対応としても、らく通の取り扱いが欠かせなかったという。
問い合わせ先は、JTB商事・旅館ホテル販売本部(東京都文京区関口1-44-10、TEL03・3513・3520)。