KNTグループの中国専門旅行会社、ケイアイイーチャイナの中島晴健社長は4月22日、東京都のグランドプリンスホテル赤坂で、観光・投資説明会のため来日した中国江蘇省蘇州市呉中区人民政府の兪杏楠(ユ・キョウナン)区長と会談し、「中国江蘇省蘇州市呉中区とKNTグループとの観光合作意向協議書」を締結。観光プロモーションの分野で同区と相互連携していくことを確認した。
蘇州市の主な観光資源が集中する同区には毎年9百万人の観光客が訪れる。07年に同区を訪れた日本人観光客は3万人。同区はまた大分県大山町、奈良県生駒市、神奈川県川崎市中原区と友好都市になっている。
併せて同社はこのほど、ホリデイスペシャル「知られざる蘇州の魅力を堪能!蘇州とろく直、太湖・木とく・上海4・5日間」を発売した。パンフレット費用の一部を同政府が負担。今までのパックツアーでは訪れなかった場所を見学できる。
昔ながらの水郷が残るろく直と木とく、急速にリゾート開発進む太湖などをじっくりと観光するほか、蘇州と上海を約40分で結ぶ中国版新幹線、上海市内と上海浦東空港の間を時速430キロメートルで走るリニアモーターカーにも乗車する。
成田、関空、名古屋の発着で、4月から7月末まで毎週、水、金、土曜日に設定した。