KLMオランダ航空は13日、意見広告動画の日本語版を公開したと発表した。
KLMは、2019年10月7日に、創立100周年を迎える世界初のエアラインとなります。100日前の6月29日にピーター・エルバース代表取締役社長兼CEOは、次なる100年の歩みに向けて、航空会社として何ができるかを考え、「Fly Responsibly(責任ある航行)」を提唱しました。本動画は、KLMの飛行機が飛行しているシーンから始まり、世界各国をKLMで旅行しているかのような場面が続きます。ところが実際はスタジオ内のミニチュアのセットで全て撮影され、飛行機の移動がなかった、ということがラストシーンで明らかになります。動画内では、飛行機での移動をせずにビデオ通話等を利用した会議の推奨や、電車の車窓からはKLMのカーボンオフセットプログラムの利用促進の看板が見えるなど、オランダらしいユーモラスな展開で航空産業の未来に向けた問題提起し、KLMが問題解決に向けて取り組んでいくことを宣言しています。
KLMは子供達に美しい未来を残すことや、持続可能な航空産業の未来を実現するために、航空会社の競合他社を初め、全ての業界、利用者、そして社員に呼びかける「Fly Responsibly」計画の一環として、このビデオメッセージを公開しました。動画は下記URLからもご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=6tp_NvMIHzg&feature=youtu.be
■「Fly Responsibly‐フライ レスポンシブリー(責任ある航行)計画」とは
KLMオランダ航空は2019年6月29日に発表された持続的発展可能な航空産業のための協力を求める意見広告の中で、航空産業の問題を解決するために航空会社、提携会社に向けて、利害を超えて協力しようと呼びかけました。KLMオランダ航空は航空会社、提携会社、顧客に対してKLMオランダ航空が行っているCO2Zeroカーボンオフセットプログラムの使用を無償提供するなど、持続的発展のための実例やツールを共有し、その代わりに関係者の知見や見解の提供を求め、持続的発展可能な航空産業を実現するべきだと提案しました。