近畿日本ツーリスト(KNT)は、全社キャンペーンの第3弾「もっと好きになる山陽山陰」を10月1日から来年3月31日まで実施する。送客目標は11万人(個人9万5千人、団体1万5千人)。
KNTは山陽山陰地区について、(1)JRグループの「山陰デスティネーションキャンペーン」(10〜12月)(2)NHK大河ドラマの舞台(3)「神話博しまね」開催(7月21日〜11月11日)(4)出雲大社で平成の大遷宮(来年5月)(5)鳥取砂丘に砂の美術館誕生(4月)(6)「まんが王国とっとり」開催(来年3月まで)(7)第2回瀬戸内国際芸術祭開催(来年3月下旬)──などがあることか
ら、これらを「7つのトレンド」と位置づけ、各種イベント展開や商品販売をしていく。
具体的には、岡山県の桃太郎まつりでのグルメ利用券の格安提供、広島県の宮島のしゃもじに似顔絵描き、鳥取県のオリジナル砂像の制作など、地区内各県の名物に焦点を当てた地区別イベントを開催する。
また、各県のモデルコースを提案し、オプショナルツアーを安価で提供することやメイトの旅行客が無料で休憩できる場所を各県に用意する。
さらに山陽山陰が好きになる川柳を募集し、入選作品には宿泊券や名産品を贈るなど、趣向を凝らしている。