近畿日本ツーリスト(KNT)は今年、インターネット専用現地払い型宿泊プラン「Eクーポン」のゴールデンウイーク(GW)期間商品を2段階に分けて展開する。早期に計画を立て予約する層と間際に予約する層を意識した施策。早期割引や直前割引を時期に応じて展開することで、「日並びが良い」とされる今年のGWの旅行需要を取り込みたい考えだ。
今年のGWは5月1、2日を休むと9連休となる日並びであることから「混み合うことも予想され、よりたくさんの選択肢がある早めの時期に旅行計画を立てる人がいる」と同社。
7日に発売した第1弾商品は、早期申し込み層の取り込みを意識し、30日前までの申し込みを対象にした特典を充実。早期申し込み割引だけでなく、夕食時の飲み放題やプール利用券が付くプランなど特色ある特典をそろえた商品を全国200宿泊施設で展開する。
4月中旬からはGW直前の在庫一掃セールの色合いを持たせたプランを発売し、間際予約層をつかみたい考えだ。
GW期間のEクーポンの販売目標は、販売人員5千人、販売高5千万円。