KNTは20日、08年12月期(1〜12月)の中間決算を発表した。同社グループ連結での業績は、経常損益は33億7400万円の赤字となった。前年同期は16億6千万円の赤字だったことから、赤字幅は17億1400万円拡大した。同社では、燃油サーチャージの高騰、航空会社の観光路線の縮小などによる海外旅行取り扱いの低調が業績に大きく影響したとしている。
営業収益(売上高)は339億2200万円(前年同期は372億1600万円)、営業損益は35億8800万円の赤字(同21億7300万円の赤字)。純損益は41億6900万円の赤字(同61億600万円の赤字)だった。
個別業績は、営業収益が270憶880万円(前年同期297億3200万円)、営業損益が24憶700万円の赤字(同19億4100万円の赤字)、経常損益が21億9100万円の赤字(同13億3700万円の赤字)、純損益が34億1800万円の赤字(同59億800万円の赤字)。
08年12月期通期での連結業績予想は、営業収益が822億円(前期比1.3%増)、営業損益が9億円の黒字(同208.2%増)、経常損益が12億円の黒字(同3.2%増)、純利益が9億円の黒字と、6月18日の修正値を据え置いた。