KNT—CTホールディングスは12月5日から2日間、宮城県気仙沼市唐桑町で東日本大震災復興支援活動としてカキの養殖作業を手伝う漁業ボランティア活動を行った。仙台、首都圏、中部圏からグループ会社社員約30人が参加した=写真。
震災から4年経過した現在でも、漁業の衰退、街の衰退、漁業の後継者不足などの深刻な問題を抱える気仙沼。一行はカキ収穫の手伝いを行い、漁師や現地の人と触れ合う中で気仙沼の現状を再確認した。
漁業ボランティアのほかにも、気仙沼市の内湾地区や階上地区の視察、東日本大震災の記録などを展示するリアス・アーク美術館の見学も行った。
参加者からは「ボランティアが来るだけでも感謝してもらえるのがよく分かった。機会を増やし、毎年定点でつながりをもてればいい」など、ボランティアの継続の臨む声もあがった。