KNT—CTホールディングス(KNT—CTHD)は東京新宿区のJICA地球ひろばで4月25日、医療ネットワーク支援センターと共同で、東日本大震災により首都圏で避難生活を余儀なくされている人を対象にした支援イベントを開催した。特別ゲストとしてラグビーチーム「近鉄ライナーズ」の選手が登場し、参加者らとパスやタックルの練習を行い、会場を盛り上げた。
同イベント「こっちゃ来たらいいべぇ」は今回で33回目。医療ネットワーク支援センターがさまざまな企業と共同で開催してきたもので、今回旅行会社として初めて近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリスト個人旅行、クラブツーリズムを中心に同HDが共催した。
会場にはハンドトリートメント、口腔ケアなどのブースが設置され、ステージでは銚子はね太鼓と秩父屋台囃子の力強い太鼓の演奏が行われた。
続いて近鉄ライナーズのタウファ統悦選手、宮田一馬選手、田邉篤選手が登場。小さな子どもたちとタックルの練習を行ったり、年配の方から小学生を交えてパスを受け取る練習などを行った。
参加者の男性からはラグビーボールがなぜ楕円形であるかなどの質問があり、選手が答える場面もあった。
最後には3選手による抽選会や記念撮影会なども行われ、参加者らは選手との交流を楽しんだ。
選手とパスの練習を行った75歳の女性は「選手と触れあうことができて楽しかった。なんでも挑戦して、生き生きと輝きたい」と笑顔を見せた。
参加者との交流を楽しむ(左から)宮田選手、タウファ選手、(奥)田邉選手