近畿日本ツーリスト(KNT)は5日、神奈川県横浜市の「キャプテン翼スタジアム」で、バングラディッシュの子どもたちにフットサルボールを贈るためのチャリティフットサル大会を開いた。同社の創立55周年記念プロジェクト「みんなの笑顔を見たいから」の一環。趣旨に賛同した14チームが大会に参加し、炎天の中、白熱した試合を展開した。
大会は、同社の女子社員有志で構成するフットサルチーム「KNTサプライズ」の発案で、「シェア ボール、シェア スマイル」(ボールを分かち合い、一緒に笑おう)をコンセプトに開催。日本航空のチーム「サムライ クルー」や横浜市の教職員チーム「なでしこヨコハマ」などが参加し、予選リーグと決勝トーナメントを勝ち抜き、芸能人チーム「南葛シューターズ」が優勝した。
各参加チームから参加費として集めた使用済みフットサルボール14個は、富士急行などの協賛団体、企業の協力を受けて用意したサッカーボール55個と共に、「国連の友 アジア—パシフィック」を通じて、バングラディッシュの小中学校に贈呈した。
熱戦を前に宣誓を行う参加選手