近畿日本ツーリスト(KNT)の2010年の旅行取扱額は、総取扱額が前年比3.0%増の3979億4076万円だった。7日発表した。内訳は、国内旅行が同4.8%減の2380億4250万円、海外旅行が同16.3%増の1450億7290万円、国際旅行が同38.9%増の89億1378万円。同社国内企画旅行商品ブランド「メイト」などが前年実績を割り込んだ国内旅行のみ、前年割れした。
国内旅行のうち団体旅行は、一般団体が6.1%減の344億5592万円、学生団体が同1.2%増の522億6269万円だったことから、団体合計では同1.8%減の867億1861万円。企画旅行は、メイトが同6.4%減の1005億8957万円、その他企画が同24.9%増の6876万円だったことから、企画全体では同6.4%減の1006億5832万円。個人旅行は同6.5%減の506億6556万円だった。
海外旅行は、団体旅行が同31.2%増の382億5771万円、企画旅行が同4.7%増の564億1904万円、個人旅行が同20.9%増の503億9614万円。団体旅行を中心に各分野とも2ケタの増加。
関連商品ほかは同14.6%増の59億1158万円。