近畿日本ツーリスト首都圏(KNT首都圏)は9月26日、長年培ったユニバーサルツーリズムの知見とホスピタリティを生かし、東京都から業務を受託した「アクセシブル・ツーリズム推進」に係る情報発信を行うポータルサイト「Accessible Tourism Tokyo」を公開したと発表した。東京都のバリアフリー情報やアクセシブル・ツーリズム対応の好事例などを紹介する。
ポータルサイトは、東京都のバリアフリー情報を「旅行者向け」「事業者向け」の二つのカテゴリーに分け、日本語と英語の2言語で提供している。音声読み上げや文字サイズ機能などを搭載し、視覚や聴覚障害者にも配慮した仕様となっている。
旅行者向けは、「誰にでも優しく、どこへでも行ける東京」をコンセプトに、東京都内30コースのバリアフリー情報ガイドや宿泊、ショッピング、観光スポットなどの情報をまとめて見られる。事業者向けは、「選ばれる東京を目指して」をコンセプトに、東京都の推進サポート情報や事例などを確認できる。
「旅に出て豊かな人生を過ごしたいというニーズを満たす旅を提供し、『旅をあきらめない・夢をあきらめない』をテーマに誰もが旅を楽しめる社会を実現する」とKNT首都圏。
旅行者向け掲載情報(例)