KNT―CTホールディングスは13日、東京のオークラホテルズ&リゾート ホテルイースト21東京で第6回「国内大交流コンベンション」を開いた。同社グループ役員・社員と近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟、近畿日本ツーリスト全国ひまわり会、自治体など地域の観光関係者、総勢500人以上が集い、国内観光の活性化に向け商談、情報交換した。
送客側、受け入れ側の対話を強化し、魅力ある旅行商品を開発、地域への送客に結び付けようという取り組み。
今回は会社側から支店など全国70カ所、約200人の社員、受け地側から300人以上が参加した。受け地側は第4回から旅館など関係機関に加え自治体関係者も参加するなど、年々規模が拡大している。
第1部の商談会では会社側が支店など箇所ごと、第2部の懇親会では受け地側が都道府県ごとにブースを設け、商談。
KNT―CTホールディングスの丸山隆司社長は、地域旅行会社の立ち上げなど会社の事業構造改革にふれ、「地域に密着することが重要だ。各地にある素晴らしい観光素材を商品化し、お客さまに来ていただく、リピーターになっていただくよう、取り組んでいかねばならない」と強調。
近旅連を代表して堀泰則副会長(岐阜県・ひだホテルプラザ)は「日本の観光ビジネスのマッチングイベントとして最大のものだろう。会社の皆さまと情報交換をすることで新たなビジネスを生み、ウイン・ウインの関係を構築できるようになるはずだ。成果を共有できるよう、取り組んでまいりたい」と述べた。
丸山社長