ＫＮＴ―ＣＴホールディングス（ＨＤ）が発表した4月の取扱額（グループ5社計）は232億5683万円で、前年同月比17.1％増だった。コロナ禍前の19年比は35.5％減。
国内旅行は同8.7％増の156億9718万円。19年比32.9％減。
内訳は、団体（一般、学生）が同5.6％減の50億2095万円。19年比16.7％減。一般は企業系コンベンションの大型案件や職場旅行などの取り扱いがあったものの、前年同月比9.9％減となった。学生団体は修学旅行の取り扱い数が減少。新入生オリエンテーションの取り扱いなどが増加したものの、学生団体旅行合計では同2.5％減と前年には一歩届かなかった。
企画は同23.7％増の90億1452万円。19年比33.8％減。うち、国内自社企画（フリー型商品）は、宿泊単体商品・ダイナミックパッケージ商品などの交通付き商品が3月に引き続き低調で、同20.2％減。19年比61.6％減。一方でクラブツーリズム国内（添乗員付き商品）は、今月もテーマ型商品、東北の桜コースが好調に推移し、同39.8％増の74億5365万円。19年比22.0％減となった。
国内個人は同9.4％減の16億6172万円。19年比55.6％減。
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