KNT-CTホールディングス 債務超過解消も69億円赤字


三宅専務

通期は昨年度から155億の改善見込む

 KNT―CTホールディングス(HD)が10日発表した2022年3月期中間決算(21年4月1日~9月30日)の純損益は68億5300万円の赤字となった。昨年度から推進している事業構造改革や、希望退職に伴う人件費の圧縮などから前年同期から約100億円の改善(前年同期は168億4600万円の赤字)。コロナ禍の影響が続き、通期連結業績は130億円の最終赤字(昨年度は284億5600万円の赤字)となる見込み。債務超過は6月末に400億円の資本支援を受けて解消している。

 売上高は、前年同期比262.7%増の575億4600万円。営業損失は84億8300万円(同231億7900万円)、経常損失は59億2500万円(同157億3400万円)だった。純資産は234億6300万円、自己資本比率が19.8%。

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