環境、衛生に関する企画、開発などを行うNSKコンサルティング(福岡市)は、4月から「衛生管理の見える化」を実現する「ワンプレート衛生管理システム」の運用を始めた。システムは、設備衛生技術振興会が創設し、同社が運営を委託されている。
「設備の管理、清掃を行う対象ごとに、すでに有効性が認められている工法や商材が最も適切な場所で、安心・安全に利用されるよう独自の視点で組み合わせ、施工から納品までの過程を全て体系化し直した」と同社。
また、新たに創設された設備衛生管理従事者制度では、同システムの施工管理を行うために、資格取得が必須となるが、そこで施工された案件は全国水利用設備環境衛生協会(水利協)への申請を経て、一定の基準が満たされたと判断されれば、同協会から適合証が発行される。
同社では、「ワンプレート衛生管理システムを通して、施設の管理者と利用者の信頼をつなげる架け橋になれれば」という。
この件についての問い合わせ先は、NSKコンサルティングTEL092(558)3700。
ワンプレート衛生管理システムの様子