沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、内閣府、沖縄県の支援を受け、「国際観光地プロモーションモデル事業」を実施する。海外観光誘客の重点地域である東アジア諸国(台湾、韓国、中国、香港)の国際観光市場動向を調査し、沖縄の観光資源と観光メニューの活用方策の検討、効果的なプロモーション戦略のモデル構築を行う。
海外での調査を含む国際観光市場調査とその結果を活用した戦略モデル構築事業は都道府県単位では初めて。
「東アジア諸国の国際観光地市場動向調査および課題抽出」「対象国・ターゲット層に応じた沖縄の観光資源・観光メニューの活用方策の検討」「外国人観光客の受入体制の検討」などの項目で調査と分析を行い、戦略モデルの構築を目指す。
同調査を円滑に推進するため、観光関係者、行政関係者、学識経験者から構成した検討委員会を設け、10月31日に初会合を開いた。
委員会のメンバーは、松本真一・県観光商工部参事兼観光交流統括監、紺野博行・内閣府沖縄総合事務局運輸部企画室長、伊波美智子・琉球大観光産業学部観光学科教授、伊良皆啓・名桜大観光産業学科専任講師、東良和・沖縄ツーリスト社長、周頡生・中華航空沖縄支店長、宋完根・アシアナ航空沖縄支店長、清水敏幸・香港エクスプレス航空沖縄支店長、松田美貴・沖縄シップスエージェンシー会長、保坂良泰・OCVB常務理事の各氏。
オブザーバーとして平田真幸氏・日本政府観光局海外プロモーション部次長(アジアグループ)が参加している。
委員会の初会合