オンライントラベルの国際カンファレンス「WiT JAPAN&NORTH ASIA」が、5、6日の2日間、ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)で開催された。同会には国内外の旅行業のキーパーソンが多数登壇し、自社の業況や旅行動向の分析、旅行ニーズの変化や今後の旅行トレンドの展望などについて意見を交わした。
国内OTAのセッション「Hello’Changing World of Japanese OTAs」にはリクルート、一休、楽天、JTBの代表者がパネリストとして登壇した。
JTB執行役員Web販売事業部長の池口篤志氏は「全国にあるJTB店舗の75%が、ウェブページでスタッフ個々人とそれぞれの得意分野などを紹介している。お客さまとのコミュニケーション自体がリアル店舗でもオンラインになりつつある」と述べ、オンラインシフトの現状を紹介。
楽天グループ上席執行役員コマースカンパニートラベル&モビリティ事業バイスプレジデントの髙野芳行氏は「楽天トラベルの22年の国内宿泊流通総額は19年比12・5%増だった」と話し、コロナ禍の中にあっても2桁成長を達成できたとした。
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