ソフトバンクは11日に行った2020年3月期決算発表の中で、ソフトバンクグループの投資先の一つであるOYOホテルズジャパンに触れ、「新型コロナウイルス影響下でも、業界平均に比べて高い稼働率を維持している」とした。
観光庁発表による国内ホテルの平均稼働率が1月54%、2月53%、3月32%だったのに対して、OYOホテルの平均稼働率は1月59%、2月62%、3月51%だった。
OYOブランドとして契約したホテル・旅館の総客室数は、19年12月の5762室に対し、20年3月は5852室だったと明らかにした。コロナ禍で拡大が止まったため、「成長戦略を再構築し、手頃な価格で地域に根差したOYOブランドの確立を目指す」とした。
新型コロナ関連支援策として、契約宿泊施設のオーナーに一時支援金を提供する「OYOパートナーサポートプログラム」、医療従事者に無料で宿泊を提供する「#ケアする人をケアしよう #CareCare」などを実施中と紹介した。