Rettyは4月24日、訪日台湾人旅行者に「旅行先の飲食店情報」の提供を始めた。
実名口コミグルメサービス「Retty」を運営するRetty株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:武田 和也)は台湾大手旅行代理店・五福旅行社と共同で、訪日台湾人旅行者を対象とする地方創生・インバウンド施策を2023年4月24日から展開します。
Rettyは五福旅行社で訪日旅行を予約した旅行者に、旅行先地域の飲食店情報を提供します。第一弾は関西国際空港を利用し、京阪神・瀬戸内地域の宿泊施設を予約した台湾人旅行者を対象に実施します。
- 施策の詳細
旅行先地域のRetty人気店や予約可能店舗を中心に飲食店情報をまとめ、五福旅行社で航空券と宿泊施設を予約した方への購入確認メールでご案内します。旅行の計画を決める前段階で情報提供をすることで、旅行者にとっては計画を立てやすく、好みのお店に出会いやすくなり、地域の飲食店にとってはインバウンド需要を事前に獲得しやすくなります。
- 施策の背景
2022年10月の個人旅⾏の受け入れ再開以降、訪日外国人旅行者数は増加に転じました。日本政府観光局の発表(※)によると、2023年3月の訪日外国人旅行者は推計1,817,500人で、2019年同月比65.8%まで回復しています。インバウンド需要が高まる一方で、日本の飲食店が訪日外国人旅行者に主体的にアプローチできる機会は少なく、集客につなげられるのは有名店やインバウンド対策に成功した一部の飲食店のみです。
そこで、Rettyは日本の飲食店と訪日外国人旅行者をつなげインバウンド需要を各地域へもたらすために、五福旅行社との連携を決めました。さらに、今後は施策で得た訪日外国人旅行者の行動データを活かし、地方創生・インバウンド需要拡大への新たな施策にもつなげていきたいと考えています。
※4月19日発表 日本政府観光局「訪日外客数(2023 年 3 月推計値)」
https://www.jnto.go.jp/news/4c8a282698a719ef9f1e786b258543efa45cf055.pdf