三浦市（神奈川県）の観光活性化に関する連携協定が3月31日に締結された。三浦市のほか、官民ファンドの地域経済活性化支援機構（ＲＥＶＩＣ）、京浜急行電鉄（横浜市）、横浜銀行（同）、三浦市三崎地区で古民家の宿泊施設への再整備などを手掛けるミウラトラスト（三浦市）が参加した。
三浦市には、豊かな自然環境と、「三崎のまぐろ」などの食を目当てに多くの観光客が訪れるが、都心から約1時間とアクセスが良いこともあり、日帰り観光が中心。滞在時間の延長や宿泊客数の増加につながる観光拠点や宿泊施設、観光コンテンツなどの整備が課題となっている。
連携協定に基づき、観光コンテンツの開発に取り組むほか、「観光遺産産業化ファンド（観光遺産産業化投資事業有限責任組合）」を活用して事業者への投融資を行う。
