SDGs 認証ラベル活用を 観光庁が資料作成


 観光庁は、SDGs(持続可能な開発目標)などへの関心が世界で高まる中、旅行商品の造成、地域や宿泊施設の集客に生かしてもらおうと、持続可能な観光をテーマとする国内外の主要な認証ラベル30種を一覧化した。環境や文化などの持続可能性に配慮した取り組みを認証するラベルの活用で、日本の観光産業、観光地域のサステナブル・ツーリズムへの対応が期待される。

 観光庁が取り上げた認証ラベルの条件は、(1)第三者機関・団体が審査などに関与し、認証しているもの(2)国内で流通しているもの(または流通させる価値があると考えられるもの)。民間団体などが管理している認証ラベルのほか、公的な登録、表彰、宣言などの制度も紹介している。

 観光地・観光資源向けの認証ラベルでは、グリーン・デスティネーションズ(オランダ)の「Green Destinations Top 100 Stories(TOP100)」をはじめ、アースチェック(豪州)の「The EarthCheck Sustainable Destinations Program」、ビレオ(イタリア)の「GSTC Certification」など。

 宿泊施設向けの認証ラベルでは、コントロールユニオン(オランダ)やビューローベリタス(フランス)の「GSTC Certification」、FEE(国際環境教育基金、デンマーク)の「グリーンキー」、グリーングローブ(米国)の「Green Globe Certification」など。

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