スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は13日、新ブランド「ソラシド エア」の導入に伴ってデザインを一新した新型機を報道陣に公開した。白地に黄緑色(ピスタチオグリーン)をあしらった機体には「Solaseed Air」のロゴが描かれ、主翼の先端を垂直に立てたウイングレットが目を引く。
羽田の全日空整備本部機体メンテナンスセンターで公開した。
新塗装の1号機となったのは米ボーイング社の小型機737—800型機(174席)で、ピスタチオグリーンは緑豊かな九州をイメージしたという。内装も一新。室内照明には発光ダイオード(LED)を採用するとともに、座席上の共用収納棚も容量を増やし、使い勝手を向上させた。
新型機は15日から羽田〜宮崎線に投入。既存の機体も順次、新しいデザインに変更する予定だ。
佐竹俊哉取締役は「安全で快適な空の旅を提供する」と抱負を語った。
同社は現在、羽田と九州5路線(宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分)、九州〜沖縄4路線(宮崎、熊本、長崎、鹿児島)の計9路線、1日27往復を運航している。
機体のロゴと共に、ウイングレットが目を引く新型機