簡易宿所や旅館、ホテルなどの運営を手掛けるSuiTTe(スイット、京都市下京区)はこのほど、誰でも簡単に2拠点生活を実現できるセカンドシェアリングプラットフォームサービス「SymTurns(シムターンズ)」をリリースした。
SymTurnsは、2拠点生活を実現したい人と、空き家を活用したいオーナーとをマッチングさせ、共同で管理・利用できる環境を提供するサービス。セカンドハウスを手軽にタイムシェアリングでき、民泊、シェアハウス、ホテル滞在、別荘所有のいずれにも当てはまらない新しいライフスタイルを提供する。
利用者が共同オーナーとなって自律分散的に管理を行う仕組みのため、物件オーナーは、現場の管理を手放して不便なく運営できるようになったことに加え、タイムシェアリングの条件を自由に設定でき、収益バランスの方針を決めることもできる。同サービスにより、マッチングから契約、共同利用までのワンストップな管理が実現する。
利用者が入居する際は、初期費用として入居準備金と毎月の共同利用料(月額4万円から)が発生する(入居準備金は、共同利用料の半月分)。共同利用料が4万円の場合、年間で48万円の共同利用料と入居準備金2万円の合計50万円で入居でき、セカンドハウスの所有よりも安いコストで2拠点生活が実現する。
「非日常を日常にする暮らしを提案し、大きな負荷なく実現させるための環境を提供する。2拠点居住文化を広め、地域に小さな経済圏をつくり元気にしていくことを目指していく」(同社)。