日本添乗サービス協会(TCSA、山田隆英会長)は9月25日、ツーリズムEXPOジャパンの会場内ステージで「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー2015」の表彰式を開催した。昨年に顕著な功績のあったツアーコンダクター(添乗員)を表彰する制度。今年で10回目となる。
表彰式で山田会長は「ツアーコンダクターはお客さまの安全を守り、満足度を高める旅の演出家。しかし、非常に専門性の高い職業でありながら、必ずしもそれに見合った待遇ではない。陰で支えるツアーコンダクターに光と希望を与え、その栄誉を称えるためにこの表彰制度を創設した」とツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤーの創設目的を語った。
グランプリ(国土交通大臣賞)に輝いたジャッツ所属の比企真由美氏や準グランプリ(観光庁長官賞)を受賞したJTBサポートインターナショナル所属の金子真理江氏ら受賞者に表彰状を授与した。受賞者は添乗の思い出などを披露しながら喜びのコメントを述べた。
その後、添乗業界に関心のある学生を対象にした「ツアーコンダクター職業フェア」も開催。楽しみながら添乗業界を理解してもらおうと、現役の添乗員が体験談を語ったり、学生からの質問に答えた。
ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤーの表彰式