日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)はこのほど、「1ウイークバカンスキャンペーン」の実施計画を発表した。9〜11月を集中告知期間と位置づけ、全国規模でのキャンペーンポスター掲出、1ウイークバカンスに対応する旅行・宿泊商品の造成などを行い、連続休暇取得の奨励と旅行需要の拡大を図る。
キャッチフレーズは「旅と休みは長いほうがいい〜1年に一度はゆったりと心をカラダを癒す旅、しませんか」。ポスター=写真=の図柄は家族とOLを素材にした写真を採用し、家族の思い出作りの旅、自然の中で心と身体をリフレッシュする旅を強調した。
観光庁、厚生労働省、旅行業2団体の後援のもと、会員企業・団体の事業所、各店舗のほか、JRや私鉄の主要駅、国内空港で掲出、アピールする。
また、9月の1カ月間、「クイズ&アンケート」を実施。簡単なクイズに答えてもらい、アンケートに応じると、旅行・宿泊券をはじめ、会員企業・団体の冠が付いた賞品(3千〜5万円相当、計65本)が当たる。
「実際に旅行に出てもらうための旅行・宿泊商品のラインナップも充実させた」とTIJ。
例えば、KNTは滞在型商品として、メイトの「しばし京都人」に「暮らすようなホテルステイ『ザ・レジデンス』4連泊プラン」を展開中。また、ウェブ専用商品「ロングステイ」の造成も検討している。
ANAセールスは新しい試みとして、下期(10月〜3月)はウェブで数種類の長期滞在型商品に1ウイークバカンスのロゴマーク掲載し、顧客に訴求する方針だ。