シーナッツ(東京都港区)は、提供する宿泊施設の予約・販売管理システム「TL―リンカーン」と、農協観光(東京都大田区)が運営するJAグループの宿泊予約サイト「e―たび日和」とが6日から連携を開始したと発表した。TL―リンカーンを導入している宿泊施設では「共通在庫サービス」を使ってe―たび日和に提供する部屋タイプやプランを作成できるようになった。
TL―リンカーンは、旅行会社とネット販売からの通知を一元管理し、残室・料金調整が一括でできるASPサービス。ネット販売は複数の管理画面を個々に開いて管理する必要がなくなるため、オーバーブックを回避し、販売機会を最大限広げることができる。またホテルシステム(PMS)とのデータ連携も可能なため、通知情報の手入力、転記などの業務負荷も軽減。業務改善と増売を同時に実現できる。
e―たび日和は、JAマーケット(JA役職員20万人、組合員1千万人)を対象とした、JAグループ唯一の宿泊予約サイト。「我が国が誇る『食』で地域を盛り上げる」をテーマに、JAグループの強みを生かした旅行商品の販売を行っている。
宿泊施設は、すでに共通在庫サービスの利用がある場合、作成済みの部屋タイプやプランを流用し手間なく販売チャネルを広げられる。
TL-リンカーンの管理画面