シーナッツ(東京都港区)は6日、宿泊施設の予約・販売管理システム「TL―リンカーン」と、グッドルーム(東京都渋谷区)が運営する、1カ月単位でのホテル暮らしのサブスクサービス「goodroomホテルパス」との連携を開始した。
TL―リンカーンは、旅行会社とネット販売からの通知を一元管理し、残室・料金調整が一括でできるASPサービス。販売にかかる手間を削減できる。ホテルシステム(PMS)とのデータ連携も可能なため、通知情報の手入力、転記などの業務負荷も軽減する。
今回の連携によりgoodroomホテルパスに提供する部屋タイプやプランをTL―リンカーンの「共通在庫サービス」を使って作成できるようになった。システムで管理されている他のネット販売先と共有を行うことで、残室・料金の一括調整が可能になる。
goodroomホテルパスは、41都道府県700施設以上のホテルから、自由に選んで暮らすことができるサービス。月間100万人の利用実績がある賃貸物件ポータルサイト「goodroom」との連携により、長期滞在の潜在ニーズのある不動産賃貸市場のユーザーに対して長期滞在プランを販売できる。
またシーナッツは、TL―リンカーンの新たな対応販売先として、定額制回遊型住み替えサービス「TsugiTsugi」を運営する東急(東京都渋谷区)と11月15日から連携している。TL―リンカーンの共通在庫サービスでは、TsugiTsugiに提供する部屋タイプやプランも作成できる。
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