宿泊施設の予約・販売管理システム「TL―リンカーン」を提供するシーナッツ(東京都港区)はこのほど、新たな対応販売先としてJTRとの連携を開始した。
JTRは、旅行予約サイト「JTRweb」を運営し、海外の旅行会社向けに宿泊、入場券、鉄道パス、グルメや地元の体験商品など日本、韓国、台湾の3千種類以上の旅行商品を販売。東アジアの中国、香港、マカオ、台湾、韓国や東南アジア、欧米の3千社以上の旅行会社と提携し、独自のプラットフォームで24時間予約が可能なサービスを通じて世界各地に商品を提供している。また、日本の各国際空港で、日本各地のパートナーと協力し中国語、英語が対応できるサービスを提供。旅行会社が自社の顧客に十分な現地サービスを提供できるようにサポートし、観光客の満足度向上に力を入れている。
今回の連携で、特に東アジア各国からのインバウンドを強化したい宿泊施設は、「共通在庫サービス」を使って作成した部屋タイプやプランを流用してJTRに販売できる。また、「他の販売先と共有を行うことで、手間のない販路拡大による稼働率向上が見込める」と同社。