TOTO(本社=福岡県北九州市小倉北区)は1日、創立100周年記念事業として本社に開設した「TOTOミュージアム」の累計来館者数が50万人を突破したと発表し、古賀淳一館長から50万人目の来館者に記念品を贈呈した=写真。
TOTOミュージアムは同社の創業の精神や歴史を正しく理解し、受け継いでいくことを目的に、2015年8月にオープン。国産初の腰掛式水洗便器や、創立当初から約50年にわたって製造してきた食器などから見る創業のルーツ、発展を知る展示物をはじめ、アジアやオセアニア、欧州など世界中で販売している商品を展示したグローバルギャラリーなどを備えた複合施設となっている。
TOTOミュージアムはオンライン見学も実施しており、パソコンやスマートフォンから自由に館内を見学できるバーチャルミュージアムは累計2万件のアクセスにのぼる。加えて、次世代の育成として小中学生を対象とした社会科見学や、高校生を対象としたSDGs修学旅行の受け入れを行い、地域社会の発展にも貢献している。
「今後も、さまざまなステークホルダーの皆さまとの接点の場として、そして創立の地『小倉』から世界へTOTOブランドを発信するランドマークとして魅力ある施設を目指す」と同社。