Trip.com グループは9日、マカオで「2021グローバルパートナーサミット」を開催した。
グローバルワンストップ旅行サービス会社Trip.com Groupはこのたび、12月9日(木)にマカオで「2021グローバルパートナーサミット」を開催いたしました。「Forward Together(共に進む)」をテーマにした本サミットには、旅行・観光業界のあらゆる分野を代表する1,600人以上の有識者が集い、業界の発展や今後の展開・洞察など、旅行市場の展望について、パートナー企業との間でさまざまな意見が交わされました。
今回のサミットでは、Trip.com Groupの会長兼共同創設者であるJames Liangが、国外旅行の回復の進展に対する考えや、業界の回復に向けた継続的な取り組み強化が極めて重要であることを説明いたしました。また、世界中の多くの国・地域における国境の再開やワクチン接種率の上昇により、近い将来の国外旅行の復活への期待感を語り、前向きな姿勢を示しています。
Liangは、「Trip.com Groupは今年、世界旅行の再開に向けて、世界各地の観光地やパートナー企業と協力してまいりました。業界全体も再び世界各地の旅行者を歓迎する準備ができています。Trip.com Groupはパートナー企業と共に、これからも最前線に立って、旅行の完全回復を支援し続けてまいります。」と述べました。
一方、Trip.com GroupのCEOであるJane Sunは、グループの過去1年間の業績を説明し、業界全体が苦境に直面しているにもかかわらず、グループの主要な事業全体が成長し続けていると述べました。2021年第2四半期において、中国での国内ホテルや航空券の予約が、2019年の同時期に比べて2桁の成長を果たしました。さらに、グループのグローバルブランドであるTrip.comでは、2021年第3四半期の世界各地の国内ホテル予約は、2019年第3四半期と比較して160%以上成長し、ヨーロッパでの国外航空券の予約は、2021年の第2四半期に比べて、200%と大幅な伸びを見せました。
Sunは、「Trip.com Groupは相互利益の力を信じております。それが、私たちと業界全体が共に回復を遂げる最善の方法です。世界中のパートナー企業と協力し合うことで、業界の発展を促しつつ、業界の回復を実現するために、更なる努力を重ねてまいります。」と述べました。
Trip.com Groupは昨年度、マカオ政府観光局との連携を正式に発表し、今年が2年目となります。両者のパートナーシップにより、2021年上半期において、Trip.com Groupのプラットフォーム経由でのマカオ旅行の予約数は2020年の同時期に比べて244%成長しました。また、マカオへの旅行者数は前四半期比で150%増加し、「マカオ」のキーワード検索数は前年比で216%上昇しました。
Trip.com Groupのコンテンツマーケティング戦略は、このような結果につながる大きな要因の一つとなっています。パンデミックの発生以来、Trip.com Groupはコンテンツマーケティングのエコシステムを強化するために、革新的な計画やプロダクトを展開してきました。Trip.com Groupは現在、Ctripのプラットフォームで旅に関するコンテンツを利用するユーザー約2億人を抱えております。また、Trip.com Groupのコンテンツマーケティングの重要な柱であるライブ配信でも、引き続き予約促進に関する取り組みを進めてまいります。Ctripがプラットフォーム上でライブ配信専用のチャンネルを開設して以来、ライブ配信経由での予約は2021年第3四半期に、前四半期の約15倍に増加しました。Trip.com GroupのCMOであるBo Sunは、「Trip.com Groupのコンテンツマーケティング戦略は、ユーザーを惹きつけ、潜在的な旅行需要を刺激し、予約を促進させるエンジンとなっています。Trip.com Groupは将来に向けて、パートナー企業の力になり、業界の回復を促進するために、引き続き革新的なマーケティング手法に投資してまいります。」と述べました。
今回のサミットでは、各分野にわたり、Trip.com Groupとのさまざまな連携に取り組んでいるパートナー企業や観光地の表彰式が行われました。また、会場内では業界の有識者をいくつかのサブフォーラムに分けて、Trip.com Groupのスペシャリストや各事業のリーダーたちと共に、各分野における知見共有や意見交換を行いました。宿泊、航空、企業旅行、バケーションやパッケージツアーなどの各セッションでは、昨年の成果や直面した課題、および2022年に向けて業界全体はどのように協力・革新していくべきかを議論することができました。