
Trip.com Groupの最高マーケティング責任者スン・ボー氏(左)と大阪観光局理事長の溝畑宏氏(右)
トリップドットコムは5月26日、大阪観光局に対して長年のパートナーシップ対する感謝状を贈呈したと発表した。2025年大阪・関西万博開催に向けて連携を強化する。
グローバルな旅行サービスプロバイダーTrip.com Groupは、2025年の大阪・関西万博開催を控えている大阪および関西地域の旅行業界との深い連携を再確認し、旅行業界内での新たなコラボレーションの可能性について、大阪観光局と日本国際博覧会協会と協議したことを発表しました。
Trip.com Groupの最高マーケティング責任者であるスン・ボー氏は、大阪観光局理事長の溝畑宏氏にお互いの国はコロナをやっと乗り越えて、長年のパートナーシップに改めて感謝の意を述べTrip.com Groupからの感謝状を贈呈しました。
Trip.com Groupの最高マーケティング責任者スン・ボー氏(左)と大阪観光局理事長の溝畑宏氏(右)
関西国際空港を訪れる旅行者の最適な受け入れ方法や、大阪の地元ホテルへの予約を促進させる方法や持続可能な旅行に関する意見交換を行いました。また、スン・ボー氏と溝畑氏は、大阪の地元プロサッカークラブとの連携プロモーションや、海外からの旅行者にさまざまな魅力を提供できるナイトタイムエコノミーの発展についても併せて協議し2025年大阪・関西万博に向けさらなる連携強化で大阪の旅行業界の発展に寄与したいと意見を述べた。
2017年7月に、Trip.com Groupが大阪観光局と初めての覚書を締結してからまもなく6年を迎えるこの時期に、スン・ボー氏はTrip.com Groupによる、西日本の旅行業界への長期的な貢献に取り組むことへの積極的な意欲を示しました。
スン・ボー氏は次のように述べています。「我々の関係は2017年の7月からはじまり、お互いにコロナ渦を乗り越え素晴らしいパートナーシップを築くことが出来た。本当に感謝しています。2017年以降、Trip.com Groupのさまざまなサービスを通じて大阪を訪れた海外からの旅行者は500万人を超え、関西地域の経済や社会に大きな恩恵を与えてきました。2025年の大阪・関西万博を控えた今、大阪観光局並びに大阪のステークホルダーとさらに緊密に連携し、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック後の旅行業界の回復を最大限に活用できることと期待しています。」
また、スン・ボー氏は2025年日本国際博覧会協会 副事務総長(理事)の髙科淳氏と会談しました。この会談でスン・ボー氏は、Trip.com Groupが大阪・関西万博の主催者である2025年日本国際博覧会協会と協力し、大阪を世界中から旅行者が訪れる国際観光文化都市として確立することを強く望んでいることを示しました。
万博は、人類が地球規模で直面する課題を解決するために、世界中の人々やイノベーションが一堂に会するイベントです。2025年の大阪・関西万博では、「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」をサブテーマに掲げています。
大阪は1970年に日本だけでなくアジアとしても初の万博が開催され、日本の高度経済成長の象徴となった場所であり、2025年に開催される大阪・関西万博は大阪にとって重要な意味を持ちます。
Trip.com Groupは、大阪府との協業により、2025年の大阪・関西万博が大阪、そして関西地域の国際観光文化都市としての地位を確立する、象徴的なイベントになることを確信しています。
Trip.com Groupの最高マーケティング責任者スン・ボー氏(左)と2025年日本国際博覧会協会 副事務総長(理事)の髙科淳氏(右)